ワーキングマザーから聞いた娘のエロバレの話
先日ワーキングマザーなお客さんをお乗せしまして。
こんな話を聞いたんですよ。
客「うちの娘は小5なんですけどね、ユーチューブをよく観ているんですよ」
僕「はい」
客「私が前に使っていた古いiPhoneを渡してWi-Fi繋いで観ていたんです」
僕「なるほど」
客「覗き込むと編み物とかお料理の動画をよく観てたから女の子っぽいなーって思ってたんです」
僕「女の子がユーチューブ観るとそうなるんですか。うちの子はゲーム実況とかばっかですよ」
客「最初はそうだと思ったの。でもたまには大きい画面でって思って、テレビに娘のアカウントで繋いで一緒に観たんです」
僕「はい」
客「iPhoneでは見えなかったんだけど、テレビ画面では閲覧履歴みたいのがばっちり出ちゃって」
僕「あーなんか嫌な予感しかしませんね」
客「そしたら履歴にえっちなのばっかり出てきちゃって」
僕「どう対応したんですか?」
客「やっぱり普通に注意したんですけど、”もう観ないからー”って泣かれちゃって…」
っていう話。
この感じ分かるわー。
エロ本バレの感じ分かるわー。
3児の親になった今でもどっちかっていうと娘さんの方にシンパシーを感じるっていうね。
まま、ユーチューブのエロだからさ、たかが知れてるとは思うけどね。
でも娘さん辛かっただろうなー。
そういう僕は、実は親にエロがバレた事は無いんです。
マジで。
昔から持ち前のビビリな性格を発揮していたんで、エロ本は基本的に外で管理していた。
ビニール袋で何層もコーティングして雑木林の奥に埋めていたから。
僕のアウトドア管理システムのセキュリティは伊達じゃない。
世が世ならノートンってあだ名になっていたと思う。
バレようが無かったし、万が一尾行されてバレても所持は否定出来るから。
性癖まではすっぱ抜かれずに済むから。
これは偶然見つけた一時的エロなのであって、自ら所持している恒久的エロでは決して無いのだと毅然とした態度で対応出来たから。
毅然エロだったから。
でも兄貴はバレた事がある。
学習机の引き出しを引き抜いた向こう側に隠していたのを母親に発見されたのだ。
兄上迂闊なり。
なんたるセキュリティの脆さよ。
脆弱性見つかり放題。
「こういうものは道を間違った人が見るものです」
って言われてた。
めちゃめちゃ尊厳傷つけられてた。
全否定。
焦土と化すってこういう事を言うのかなって。
いやー震え上がったよね。
それからのノートンぜつはいつも以上に落ち葉被せた。
落ち葉マシマシ、枝マシマシで。
他人の心理にすぐに憑依してしまう僕だから、自分がバレたかのように震え上がっちゃって。
他人のエロバレですら未だに辛いっていう。
我が家の3人の息子らも、いずれ何らかの方法でエロを求め、所持するでしょう。
そして僕の事だからきっと異変を敏感に感じ取ってしまうと思うんだ。
行動に違和感が絶対に出るから。
ただ追求は出来ない。
親である僕が追求したらエロバレした息子に憑依しちゃって、自分がエロバレした感覚になっちゃうから。
完全に自傷行為ですよそんなの。
なんとかさり気なく履歴を消す方法を教えたり、「明日机の後ろあたりを掃除しよっかなー」って呟いたりとかして、コントロールしようと思ってる。
息子のエロをアンダーコントロールしようと思ってる。
おしまい。
今回は結構ライフハックな内容でしたね。
こんな子育てブログやってます。