三歳児の工作がゴミにしか見えなくて焦った
分からん。
分からんよ。
ミニストップのパフェを持ち帰る時にはめ込んである土台の型紙あるでしょ?
分かる前提で進みますけどまぁあれですよ。
分かるでしょ?
3歳の次男君があれを使って何かを作ってさ、僕の机の上に放置したのね。
仕事明けに見てみたんだけどちょっと困っちゃって。
分からん
何これ。
困る。
こんなの置かれても困る。
何が困るってさ、後で褒めてあげようにも何を作ったのか知っておかないとバレるじゃん。
こっちのその場しのぎの薄っぺらく褒めて伸ばすやつがバレバレになっちゃうじゃん。
ペラッペラのやつがばれっばれよ。
でも角度を変えてみたら何か見えてくるものがあるかも知れないって思ってさ、テーブルに立ててみたんだけど。
分からん
ほんと何これ。
ゴミ以外で何も思い浮かばないんだけど。
いやこれはいけない。
子供がイマジネーションを膨らませて作った作品を見てね、ゴミだとしか思えないって親としてどうなんだって話でしょ。
これは焦るよ。
早朝でまだみんな寝ているからさ、今のうちに解読しないと。
何だこれは。
あーだめだー。
もうゴミでしかねーよこれ。
終始ゴミにしか見えねーよ。
いやでも、ゴミが正解って意外とあるよ。
そんなもんだろ三歳児の工作なんて。
意図せず前衛的な作品を作ったりするもんじゃん。
逆にこれはゴミを作りましたって事でいいんじゃねーかな。
敢えてのやつ。
ゴミこそ最も醜く美しい作品なのです!みたいな事をほざく前衛的な野郎の作品って事で良いんじゃないですかね。
ファイナルアンサーが固まった僕はちょうど起きてきた次男君に正解を聞いてみましたよ。
僕「これはあれだろ?ゴミをつくったんでしょ?」
次男「これはねーガチャガチャ作ったの。ここにお金入れてー、ここが回すやつー」
僕「だと思ったよー。上手に出来たねー。才能あるよ!」