倒れて電車を止めちゃった!助けてくれた人の中にまさかのあの人!
こんにちは、絶妻のきくです。
ここ最近は、シャケが落とすイクラを回収するアルバイトに夢中です。
今回は育児の話題ではありません。
まだ結婚もしていない、ぜつさんとお付き合いをしていた頃に体験した、ハートフル(?)な出来事を漫画にしてみました。
そう、あれは10年くらい前。
通勤途中の事でした…
いや~…、自分が電車を止めてしまう日が来るなんて…!本当に申し訳ありませんでした。もう10年も昔の話ですが、あの時の事は今でも鮮明に覚えております。
駅の事務所のような所で少し休ませてもらい、その後出社しました。職場の先輩に電車での一件を話すと…
私「今日電車で倒れちゃって~…」
先輩「大丈夫なの!?」
私「でも!阿藤快が助けてくれたんです!」
先輩「……きくちゃん、帰った方がいいよ」
家に帰って母親に伝えると…
私「今日電車で貧血で倒れちゃって…」
母「大丈夫だったの!?」
私「うん。でね!その時助けてくれた人の中に阿藤快がいたんだよ!」
母「……(怪訝な顔)そんな事より
変だと思ったらすぐにしゃがみなさいよ~」
ぜつさんに報告したら…
私「電車でね!(略)」
ぜつさん「いやいやいや~またまた~」
私「まじでまじで!あれは阿藤快だったよ!」
ぜつさん「幻覚じゃない?幻覚にしても何で阿藤快?」
私「幻覚じゃないってば!」
おいおい……なんでだよ……
誰も信じてくれねぇ!!!
幻覚だったのか……!?
私は無意識に阿藤快さんの幻覚を見てしまったのか……!?
しかし、後日諦めきれずネットで検索してみたら、ひとつの個人ブログに辿り着きました。
私が倒れた日の更新記事に「○○線で阿藤快さんが倒れた女性を助けていた」と書かれているではありませんか!やはりあれは間違いなく阿藤快さんだったんだ!と確信しました。
最初に駆け寄って介抱して下さった女性、扉を叩いて駅員に知らせてくれた阿藤快さん、とんでもない迷惑をかけてしまった私にも優しい声をかけてくれた駅員さん
そして、漫画内では描き切れていないけれど、他の乗客の方も駅員さんを呼んでくれたり、電車が動き出すまで怒りもせず見守ってくれたり、本当に皆さん優しかったです。
きちんと感謝を伝える事もできず、こうして漫画という形にするまで10年も経ってしまいました。その間に阿藤快さんはこの世を去ってしまいました。
遅すぎる感謝の言葉ではありますが、この場を借りて、あの時ご迷惑をおかけしてしまった方々に感謝を伝えさせて下さい。
ありがとうございました。
都会の人は冷たくなんてない、そう思えた出来事でした。
きく (@kikuonakasuita) | Twitter
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