【子育て】長男の一人称がこんな事になっちまった
あ、どうしようもない子育てブログやってるぜつと申します。
宜しくお願い致します。
6歳の長男が、自分の事を"うち"って言うようになって。
思わずタイムアウト!って。
審判にタイムアウト要求したいと思っちゃって。
まずい流れになっちゃってるから。
一旦流れ変えたかったから。
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まずね、我が家では一人称が"うち"の人はいない。
そもそも人間なんて無数の人格の集合体で、場面によって絶えずスタメンが入れ替わっているからありのままに生きるなんて有り得ねぇってな考え方の僕でも、自分を"うち"って呼ぶ機会は無い。
幼稚園か?
幼稚園でゲットしてきた呼び方なのか?
"うち"ってさ、まず男の子が使うっけ?
なんかドン・キホーテから出てくるキティちゃんが主に使う一人称なイメージがあって。
「これ"うち"が着たらマジドン引きっしょ!ウケるー!」
とか言いながらドン・キホーテから出てくる訳でしょ。
どんな面白グッズ買ったか知らないけど、こんな感じでしょ。
あとたい焼き屋に並んでいる女子高生ね。
「うちらが掘ったカブトムシの幼虫、坂の上から転がそうね」
あれ、女子高生てこんな事言うっけ。
「うちらが坂の上から転がしたあの細木数子似のおばさん、本物だったらしいよ」
あれ、なんか違うな。
女子高生はこうじゃないな。
「隣のクラスのマキちゃんがさ、三角形を転がすことに成功したらしいよ!」
あーだめだ、自分と余りにも接点が無さすぎて今時の女子高生の会話がわかんねー。
あともう、"うち"すら入ってねぇ。
とりあえずさ、"うち"は多分女性が主に使う言葉だと思うのよ。
少なくとも東京ではそうだと思う。
おそらく方言がベースになっているってのは分かるんだけど、一体どういう事なんでしょうねこれ。
"うち"は主に関西地方の方言だと思われるがそうとも言い切れない部分も
やはり一般的には関西の方言みたいですね。
京言葉で自分の事を"内"と呼んで、それが"うち"になった可能性もあるみたい。
そう考えると品性を感じるなぁ。
と思いきや、広島、青森、北海道辺りでもよく使う地域があって一概に一部の方言とも呼べないらしい。
"家"という意味で家族やそれに準ずる単位を指す場合もあって、その場合は自分個人ではなく自分を含むユニットの事になる訳ですね。
そう考えると各地域で自然発生的に使われるようになった言葉かも知れませんねぇ。
東京で使われる"うち"は男性にとっての"俺"?
一人称は自分の立場の表現を内包していますよね。
要はキャラ設定。
僕、俺、私を使える男性に比べて女性は一人称が少ないので、男性で言う"俺"に該当するニュアンスを"うち"に求めたんじゃないでしょうか。
"私"や"あたし"を使うほど他人行儀じゃない親しみのこもったニュアンス。
尚且つ"俺"を使うほど女は捨てていないぞっていう絶妙なライン。
男の子が"うち"を使う場合
そう考えると、今度は逆に男も"うち"を欲する場面が出てくる事に気付いた。
それは"僕"と"俺"の間。
僕が多用する"僕"って一人称はどうも弱々しい部分が拭えない、かと言って"俺"だとちょっと強すぎる。
そんな時に"うち"が欲しくなる事があるんです。
「僕の膝の皿を割らないで下さい」
これだとなんかもっと割りたくなるでしょ。
お望み通り割ってやるぜぇ。
「俺の膝の皿を割るな」
これだと逆に割られそうじゃないですか。
怖いなぁ。
「うちの膝の皿を割るんじゃないよ」
丁度いい。
角が立たない。
最高!
長男が"うち"を使うようになったのは、この"僕"と"俺"の間が欲しかったからなのではないか。
きっとそうだ。
と思ってたら最近全く使わなくなった。
単なるブームだったらしい。
日野市に出るイノシシはヒノシシと呼ぼう。
— ぜつ (@zetupon) 2016年12月9日
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