【子育て】薄っぺらいマルチタスクの使い手
うちの餃子(上の子)はボーッとしている。
とても優しい良い子なのだが兎に角頭では常に別の事を妄想しており、隙だらけなのだ。
お遊戯会や運動会のダンス等もいつだってワンテンポ遅い。
隣の子の動きを確認してからになるから無理もない。
理由は知っている。
練習の時に先生の話を聞いていないからだ。
恐らく先生が話をしている時は貴重な妄想タイムなのだ。
原因が手に取るように分かる理由は簡単で、僕自身がそうだったから。
負の部分をピンポイントに受け継いでしまったのには責任を感じているが、未だに直らない自分を省みると、この癖は外部からとやかく言って直せるものでもないだろう。
一方で焼売(下の子)は中々たくましく、餃子の為に買ったお菓子を虎視眈々と狙っていた。
ねるねるねるねという全く根拠を感じないが一応知育菓子というジャンルのお菓子がある。
それをせっせと作る餃子の後ろにはいつもの人影が。
完成を待つあたり、さながら家畜が丸々肥るのを待っているかのよう。
美味しそうに出来た。
近づいてきた。
手を伸ばす。
一気に攻めあぐむ。
餃子も敵襲を感じてスクリーンアウトを試みるが、猛攻を防ぎきれない。
で、取られると。
何かでも今度はテレビを気にしているのであまり気にしている様子はない。
ある意味マルチタスクなんだけど、どのタスクも薄い。
えなりかずきの右乳首の色くらい薄い。
(イメージ)