【子育て】餃子はやばいパンチを繰り出せるらしい
「最近僕ね、パンチ超強いんだよ。僕のパンチやばいよ」
なんの脈略もなく突然餃子(上の子)に言われた。
「弱者め」っていいながら抱え上げて沼に放り投げてしまいたくなる衝動に駆られながらも、どうしたものかと思う。
"じゃあパパを相手にやってみな"
これは正解ではない気がしたので言わなかった。
パンチ繰り出し癖みたいのがつくと幼稚園の友達相手にやる可能性が出てくると判断したからだ。
それと万が一本当にやばいパンチが繰り出された時、僕の脳みそが砕け飛び散るかもしれないからだ。
やばいパンチっていうのはきっとそのレベルのものだ。
僕程度の脳の容量だったら掃除は楽ではあるだろうが、あまり気分の良い仕事にはならない。
クイックルワイパーでさっとひとふきだろうが。
脳は繊維に絡め取られ、続いて洗面所もそれ1枚でいけるだろうが。
「じゃあどれだけ強いのか、言葉で説明してみろ」
そう言ってみた。
するとしばらく考えたのちにこう言い放った。
「腕がね、ブルルルルンてなる」
多分弱いだろうなと思った。