液体パパ

3人子育て中の個人タクシードライバーがわりと変な記事を公開します。



【子育て】小さい頃の溺れて死にかけた記憶って泳ぎに関係するのかもねって話

いやー長男の泳ぎ好きは結構なもんで、僕なら100%行かない夏休みの学校のプール教室みたいのに毎回通ってたから。


僕の一番古い記憶は3歳くらいの頃で。
それは海で溺れた記憶なんですよねぇ。

どこかの海水浴場。
僕は両足をはめ込むタイプの浮き輪に乗ってて、父と兄が近くにいた。
母は少し離れた建物の日陰で休んでいた状態。

その時、波かなんかに煽られて僕はひっくり返ったんですよね。
自力じゃ起きられなくて6歳の兄が僕の髪の毛を掴んで必死に起こそうとしてくれてたんだけど、まだまだ非力だかららちがあかなくて。

一方その頃、近くにいた筈の父はタバコを吸いに母のいる建物にいたっていう。

結構な人混みのビーチに、6歳と3歳の子供を放置してタバコを吸いに行く父。
ファンキー過ぎる。


いつの間にか近くでタバコを吸っている父に驚いた母が「え!?子供達は!?」と聞くと父はあっちの方と指差したらしい。


その先で完全にひっくり返って死にそうになってる僕。


「うっわああああ!」


みたいな。


水中から空の明るさが見えたり見えなかったり。
泡だらけの水中をガッボガッボしている状態。
駆け寄ってきた父はどうにか間に合って、ぐるりんと回して起こされた所から先は僕には記憶がない。


後日母からその時に言い放った父の名言を教えてくれた。


「どうして周りあれだけ人がいたのに誰も助けなかったんだ!けしからん!」


びっくり親父!


うちの親父はびっくり親父だって思った。


そら離婚するわっ!


まぁそんなトラウマがあったからかどうかは分からないんだけど、僕は水泳の息継ぎが苦手で。

泳ぎはある程度出来るんだけど、耳まで水が浸かるとどうも息苦しくなっちゃうんですよねぇ。
恐らくパニックになっているんだと思う。

口と鼻が出ていても耳が浸かるとなんか駄目だから、背泳ぎをしていても息苦しくなってくるんですよ。

まぁ高校生くらいになったらだいぶマシになりましたけどね。


で、先日そんなプール好きの長男と水泳を習っていたという妻に引っ張られる形で一家揃ってプールに行くことになりまして。

まま、子供向けのね。
神奈川県横浜市青葉区にある子供の国の中にあるプールね。

子供の国のプールだからね、ほんと子供の受け入れ体制ハンパじゃなくて。
0歳児だろうがオムツ取れてなかろうが、条件付きで入れるんですよ。

水遊び用のオムツで、ウンチに気をつけてくれればオッケーよみたいな。
こういうのは中々無い。
子供の国の名を欲しいままにしていやがる。


僕は当然水着なんか持っていなかったから、この日の為に楽天で購入してて。
楽天のお買い物マラソンでせっせとマラソンして購入してて。
フルマラソンってこんな感じかなーって勢いで買い回った中に水着もあって。



で、まぁ当日見事に忘れるっていうね。

プールって難しいねー。
水着を持ってくるっていうのがまずすごいハードルだねー。


忘れた事を伝えた時の妻の顔すごかったなー。
妻は自他共に認める顔に出るタイプなんだけど、これでもかってくらい顔に出てたなー。
とんでもねぇ情報量含んでた。
5テラバイトくらいの顔してた。
これが情報化社会か。


これはやべぇって思って。
また沈められるって思って。


慌てて売店でだっさい水着を購入。
3500円くらいして、靴からズボン、上着に至るまで身につける全ての物の中で最も高価なものになった。

普段どんだけ安物しか着ないんだって話なんだけど、まさか水着に抜かれるとは思わなかった。


でまぁプールねー。
もーほんと混み具合半端じゃない。
子供ウェルカムなおかげでこの世の全ての子供が来てたと思う。
外国人もいっぱい来てたから多分ほぼ全て来てたと思う。

完全にウォーリーを探せ状態。


ほら、ウォーリーを探せってさ、よく見るとそこら中で事件起きまくってるじゃん。
水道管破裂してたり押し出されて高所から落ちそうな人がいたりさ。

あんな感じよ。
これは人の上を泳ぐのかな?って感じ。

それでもお盆の時期の最高に混んでいる日と比べると全然マシだったらしい。

そういう時は気合入ってるおせちみたいな。
三段くらいになってんのかな。


混雑プール


こういう。
でもここまで密着してると他人同士がシンクロして。


スイミー


こういうスイミーみたいな感じになりかねない。
この世の終わりに等しい混み具合のプールではこういうミュータントが生まれかねない。


プール監視員危険



といった感じでですね、まぁ小さい子供と水遊びをする際はですね、親としてちゃんと注意して見ていないといけませんね。

(収拾つかなくなったので無理矢理締める)