【作品】今この天候を狙った射的ゲームが熱い!
家に帰ったら出窓に謎の絵が書かれた紙が並んでいてね、どうやら玩具の吸盤銃で撃つ射的ゲームらしいんですよ。
表には餃子(上の子)が描いたと言う絵が、裏にはそれを撃って倒すと入る得点が書かれていた。
今回はそれをご紹介致します。
まずはこちら。
雲から雨が降っている絵との事。
射的の的だっつーのに雨雲を描くこの感じね。
ここに描くのは言わば倒したい相手ですからね。
一体どんな恨みがあるのだろうか。
2点。
このゲームにおいてこの点数が高いのか低いのかはまだ分からないけどね、僕が雨雲倒したとしてそれが2点だったら校舎の窓ガラス壊して回っちゃうかもしれない。
続きましてこちら。
虹を描いたと。
なるほど。
7色使わない辺りに反骨精神を感じる名画になっているね。
しかしこれまた銃で相手をするには相性が悪すぎる相手。
普段敵わない相手をこの機会にやっつけてしまおうという事だろうか。
餃子が虹を恨むまでに至る経緯を知りたい。
そんな嫌われるタイプじゃないのに。
結構喜ばれる側の存在なのに。
1点。
これはあれだね。
あまり点数の入らないゲームなんだね。
サッカーとかの感じなんだね。
続きまして。
何事!?
と思ったけど、これは奥様が描いた的のようだ。
義父が美大を出てデザインをしている人で、その娘である奥様もイラストの専門学校を出ている。
そんな遺伝子を引き継いだ餃子の絵はどうなる?って思っていたけど、こっち側にだいぶ転がってきた気がする。
おい!
鬼の点数やりすぎだろ。
虹とかどんだけ倒しても鬼で全部チャラじゃねーか。
なんだよこのゲーム。
鬼を優遇している鬼ゲーかよ。
こ、これはなんだ?
プラズマ生命体?
宇宙のどこかにかつて存在していた知的生命体が極限の進化の果てにプラズマ生命体となり、永遠の命を手にした代物?
と思ったら、焼売(下の子)が描いた絵だと言うじゃありませんか。
なるほど。
もうじゃあこれあれだ。
誰も何を描いたか分からないからプラズマ生命体でいいや。
5点。
もうこれ鬼のせいでインフレ起きてんじゃん。
絶対虹とか雨雲狙っちゃだめなゲームじゃん。
お。
これは中々上手な絵じゃないか。
何となく奥様の指導の影が見えなくもないけど、誰がどうみても木だ。
今までは雨雲とか虹とか銃で対峙するには少々厳しい相手ばっかだったけど、それに比べれば今回は的っぽい。
さぁこいつの点数は…。
出ました10点。
大台に乗っちゃったよ。
何故か横向きに書かれているけどこれは間違いなく10点。
もう木だわ。
このゲームは木を狙うゲームだわ。
さて。
ここまでの傾向を踏まえ、最後の一枚の絵の点数を想像してみましょう。
最後の絵はこちら。
出ました天候シリーズ。
太陽です。
まさに天候シリーズの最後を飾るに相応しい大物。
太陽を標的にするとは、太陽は罪な奴という考え方なのでしょうか。
こうなるとむしろさっきの木は一体何だったのか。
天候系で統一しなかったのは何故なのか。
疑問は残るが、それが餃子クオリティなのだ。
それではこちら、太陽の点数を発表致しましょう。
E
いやいや。
揚げ足を取ってもいけません。
これは実にベタなミスをしているけど、3点でしょうね。
さぁこの主に天候を狙って銃を撃つという斬新なゲーム、如何でしょうか。
メーンの相手のくせに天候系は総じて点数が低いというどこか煮え切らないルールが、あなたの固定観念を撃ち抜いてくれます。
ご家庭でも作ってやってみたら如何でしょうか。
僕は一回だけやって、もうやりませんでした。