【子育て】寒い思いまでして聞いた他では聞けない貴重な話
夜勤明けで家に帰ると、まずシャワー浴びたいですね。
おじさんは内側から出る何かによって、ただ存在しているだけでどんどん汚れていくっつーのに、あろうことか24時間近く拘束される仕事をしているもんですから。
終わった頃には道頓堀から引き揚げられたカーネルサンダースくらい汚れているんですよ。
もうほとんどドブと一緒。
鉄腕DASHのスタッフに見つかったら今度綺麗にする企画に使われるわ。
少し綺麗になったドブおじさんの横に稚魚とか放流されるわ。
そんな事になったらたまったもんじゃないのでシャワー浴びたいですよね。
三寒四温とはよく言ったもので、まだまだ寒い日がある3月。
しかも朝の一番寒い時間帯ですよ。
シャワーも熱めのお湯を浴び続けないときつい。
そんな時にですよ。
早起きしてきた餃子(上の子)がお風呂場の曇りガラスのドア前で何か叫んでいるじゃありませんか。
シャワーのばちゃばちゃって音で何を言っているかさっぱり分からない。
餃子の事だからどうせ下らない事ですよ。
寒い思いしてまで聞く価値はないだろうよ。
でも。
万が一。
万が一すごい報告だったらどうしよう。
舞の海よりもさらに多くのシリコンを頭に入れたという人が見つかった!とかだったらどうしよう。
これはさすがに聞くに値する。
仕方ないからシャワーを止めて。
「なにー?どうしたー?」
聞いてみた。
一か八か。
伸るか反るか。
聞いてみようじゃないか。
「え~っと~、あの~、サザエさんのやつ~、あれヤバイよね~?」
ハズレだー!
いやまてまて。
まだこの時点では分からない。
こっからの巻き返しあるよ。
サザエさんの何がどうやばいのか、致命的な説明ベタで真相が見えてきていない。
いわゆるひとつのメークドラマを期待しようじゃありませんか。
「なにー?サザエさんがどうしたって?」
「あの~、サザエさんのオープニングの~、あの、サイフ忘れるっていうところ~、あれって~ヤバイよね~、サイフ忘れちゃったら~ヤバイよね~」
ハズレだー!