【子育て】難問!5歳児が見た紙芝居の内容を解読せよ
一学期が始まったばかりの幼稚園。
登園した2時間40分後には迎えに行くんですよ。
もうほんとあっという間。
ディズニーランドの人気アトラクションなら一回乗れるか乗れないかくらいですよ。
人気のプーさんのシーフードハントなんか一回並んでもうおしまいですよ。
地元漁協の目をかいくぐってサザエとかウニをクーラーボックスに放り込んでいくあの人気アトラクションの事ね。
「えーだめなんですかー?知りませんでしたー。すぐ海に戻します。すいませんでした。え?いや初めてですよ?見覚えがあるってそんな訳ないじゃないですか!いや本当!勘弁してください。え?海保!?いやすいませんそれだけは!もうしませんから!ここではもうやりませんから!いや、ごめんなさい!もうどこでもやりませんから!」
あの緊迫のクライマックスが大人気なんですよねぇ。
あっ、これは違うわ。
これは僕の考える理想のテーマパークのアトラクションだったわ。
それはそうと、この短時間でどんな事やるのか気になったんで迎えに行った帰り道で聞いてみたんですよ。
「紙芝居見たよ」
なるほど。
無難だね。
「途中で終わったけどね」
!?
え?
時間配分ひどくね?
途中で終わる方が巻きでやるより良いと判断したのかな。
まいいや。
「そんでどんなお話だったの?」
「なんかね、お爺さんが畑やっててね、悪い奴がきてね、おばさん倒された」
難問!
これは困った。
こんなストーリーは初めてだ。
「それで?」
「それでー、うさぎが来てね、お爺さん助けた」
いや、助けるべきは倒されたおばさんだろ。
お爺さん今のところ無傷だよ。
「それでー、うさぎがね、悪い奴をね、燃やした」
燃やした!?
うさぎも結構な過激派だ。
「ひょっとして悪い奴ってタヌキだった?」
「うん」
なるほど。
これはきっとカチカチ山だ。
しかし僕もうろ覚えなんだけど、タヌキ燃やす所まで行ってもまだ途中だったっけ?
焦げてボロボロになったタヌキが包丁かなんか持って再び復讐しに来たりする続きでもあったかな?
後さ、おばさんって言うとさ、何か親戚か通りすがりの人っぽいから、ちゃんとお婆さんって言って欲しいとこだね。