液体パパ

3人子育て中の個人タクシードライバーがわりと変な記事を公開します。



【行ってきた】神奈川県立あいかわ公園の12個のすごい所

遊園地や公園にある巨大迷路が好きな餃子君(上の子)。

遊園地のは当然有料なんでね、行きたいなんて言われたらいずれ人生という迷路に迷い混むから敢えて行く必要はないと真顔で語るんだけど。

神奈川県立あいかわ公園という、山の中にある公園の巨大迷路は無料なんでね、数ヵ月に一回くらい行ってるんです。

今回はこちらの公園のすごい所をご紹介致します。

その1 場所がすごい

公園を計画した人は、何かムシャクシャしていたのかな?
山を切り開きたくてしょうがなかったのかな?

山の中に突如として出現するこの公園に徒歩で来るのはかなり厳しい。
電車の駅から一時間以上かけてバス停へ。
バス停は最寄りではあるけどそこからさらに20分ほど歩いてようやく到着。
体を使う公園なのに来るまでにすでに疲れるからね。

目的が遊ぶ事ならば車で来た方が無難だ。
にも関わらず土日祝は駐車場有料。
実質の入園料と言える。
弱みを突いてきやがる!

でも神奈川県の税金で運営してんだぞって言われたら、よそ者の僕はシュンってなっちゃう。

その2 トンビがすごい

山の中だからそりゃトンビくらいはいますけど、遊んでいるこちらの上空をたまにゆっくり降りてきては上昇を繰り返すんです。

程よく人に慣れたトンビはきっと人間の食料を狙っているんでしょうね。

しきもの敷いておにぎり食べてるファミリーの上を執拗にぐるんぐるん回ってますから。

その3 アスレチックがすごい


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急な坂に設置されたアスレチック。
独創的なものが多く、難易度もそこそこあって面白い。


その4 鳴子がすごい


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アスレチックゾーンにちょいちょいあるこちらの鳴子。
ロープを伝って移動するとどうなると思います?

大量にぶら下がってるこれ、どうなると思います?

こちら終止無音。

このルックスで全く鳴らないっていう。
あるだけ。
鳴子のようなものがぶら下がっているけど、特に何か意味を成しているものでは無い。
誰だよこれぶら下げた奴。

その5 平面移動型ターザンロープがすごい


大人気遊具の一つ。
平日でも多少並ばないと遊べなかったりします。
なんとも説明しにくい遊具のくせに写真を撮ってないっていう致命的な状況ですが。

上部のレールからぶら下がっているロープに子供をしがみつかせて、もう一人がそれを引っ張って走り回る親がしんどい遊具。

ぶら下がり型のモノレールのようなスタイルで円状のレールを一週させるっていう代物。

息切れでぶっ倒れそうな親が続出する遊具。

その6 巨大迷路がすごい


まぁ言うほど巨大じゃないんだけど、内部は色々と障害があって、大人が通過するのは大変。
しこたま遊んだ翌日は変な部分が痛くなる。

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こちらのツリーと狭いチューブで繋がっていて、このツリーの出口から出るのが通の間ではトレンドになっている。

大人が通ると後ろから子供にガンガン煽られるので泣きたくなっちゃう。

その7 山道のヒルがすごい


遊具があるエリアからさらに山の方へ入ると、山賊でも出そうな山道になる。

その山道の入り口には"ヤマビルに注意"っていう文字と靴にシューってするヒル避けスプレーが置いてあって、うわぁ…ってなる。

しかも"見つけたら殺しておいてね"って書いてあるから。

こっち任せかよ!

あちらさんが活動的な季節はちゃんとスプレーをしたのに足下を見るとうねうねと寄ってきます。
二酸化炭素や振動、熱で寄ってくるらしい。

動き回っていれば足から登ってくる事はないけど、枝先から伝ってきたり、木から落ちてきたりもするから油断ならねぇ。

何だこの公園!?

その8 宮ヶ瀬ダムがすごい


汽車をモチーフにしたシャトルバスが園内を走っており、その終点が宮ヶ瀬ダムである。

もちろん徒歩でもいけるので、有料のバスを使うくらいなら足が砕けるまで歩いて見せるっていう豪傑は歩きましょう。

でもバスの料金を見ると、「帰りはこれ乗ろうか…」って言うと思う。

巨大な重力式コンクリートダムと宮ヶ瀬湖が絶景な場所。

その9 オタマジャクシがすごい

夏場は簡易プールとなる場所。
今の時期にいくと、オタマジャクシが大量に陣取ってたりする。


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「オ、オタマジャクシを手掴みしないとワシは額に第三の乳首を作ってしまいそうだー」

っていう発作の人は至急こちらへ来て捕まえて下さい。

その10 白いポヨンポヨンがすごい


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トランポリンみたいなこちらの遊具。
6歳からはもうちょっと大きくて二つあるよりおっぱいっぽい方で遊べるんだけど、5歳まではこちらの単独おっぱい。

その11 ドン・キホーテからの転送がすごい


餃子君はこのトランポリンで女の子と仲良くなってずっと一緒にじゃれあっていて微笑ましくなったんだけどね。

その子がジュースを飲みにちょいちょい戻る場所にいるお母さんがね、上下ピンク色のスウェットで、ドン・キホーテから転送されてきた?っていう感じの人。

ママ友っぽい人と一緒にベンチに体育座りしながらスマホいじっててね、学生時代の武勇伝が30円カツアゲされた事くらいしかない僕とはさすがに共通の話題が無いと思って。
親同士の絡みがないような絶妙な距離を維持しつつ子供を見守るよね。

その12 カマキリがすごい

夏場は花も多く咲き、必然と昆虫の楽園となるこの公園。
トカゲやカナヘビがちょろちょろと動き回る花の斜面があり、春になればつつじが咲き誇る。

つつじと言えば何ですか?
そうですね。
カマキリですね。
僕とカマキリの間にあった恋は今はもう愛に変わりつつあります。

夏から秋にかけて成虫となるカマキリなので、虫が春に咲くつつじの花を目当てに来る頃は小さめのを食べます。

天敵から身を隠すには程よい常緑低木樹であるつつじには卵もよくあって、親の愛を感じますよね。

感じますよね?


とまぁ如何だったでしょうか。
神奈川県立あいかわ公園。
ダム好きもカマキリ好きも迷路好きもみんな楽しめる盛りだくさんな公園です。