【作品】悪霊が取り憑いたパックンチョをやらされた話
相変わらず舐めた子育てブログやってます。
ぜつと申します。
6歳の長男がさ、小学校で作ってきたとか言ってパックンチョを見せてきた。
パクパクって言う地域もあったりすんのかな。
このね、なんか振られてる番号の回数パクパク動かして。
中に書かれている数字を選んでめくると何か書かれているみたいなね。
まぁ~はないちもんめに匹敵するクソゲーです。
折り紙1枚を残して全てをセメントで固められた人がやる遊びですよね。
とは言え一応僕も父親なので。
あからさまに嫌な顔をしながら付き合う事にしたよ。
一目見て面倒くさがってんなこいつって分かる表情でやりましたよ。
僕はこの中で3番を選びました。
こうやって広げて、3番の裏に書かれているものを見ます。
「なんだろう」
こっちのセリフ!
何これ。
なんだろうとか言われましても。
隣に書かれているのもさ。
「ひー。」
何が!
これは一筋縄じゃいかない。
僕の知ってるパックンチョじゃなさそう。
出来れば識者の見解を待ちたい。
あとその謎の句点何なの。
「ひー」を読みやすくする配慮何なの。
ちょっとこれ中身見せて。
何かやべぇパックンチョやらされてる気がするから。
「ふつう」
「きこえる?」
怖っ!
「きこえる?」
怖っ!
やっぱやべぇぞこれ。
聞きたい事山ほどあるのに向こうから問いかけられてる。
「なんかへん」
でしょうね
だいぶ変。
ちょっと手に負えないレベルで変。
このパックンチョには何か悪霊みたいのが宿っている気がするんだけど。
それとも単純に僕の悪口言われてんのかな。
何か変なのは自覚している所ではあるけど、改めてこんな形で言われるとはね。
「これなんだろ」
知るかよ!
お前こそだよ。
お前自身の事なんだからお前だけは分かってて欲しかったよ。
自分の事は自分が一番よく知ってるべきだったよ。
もういいわ。
これ雷雨の時に鉄の棒の先っちょに刺して高いところに置くことにするわ。