【作品】息子と分かり合えないクリスマス
あ、一応子供三人いるので育児ブログとかやっているぜつと申します。
雨だからスピード出しちゃだめなんだよ。
— ぜつ (@zetupon) 2016年12月4日
それなのにかっ飛ばすような人はゆるいゼラチンに包まれて飲みやすくなった後に巨人と遭遇しちゃえばいいんだ。
こんな事呟いたりしているツイッターもやっていたりします。
宜しくお願い致します。
で、ほら、そろそろクリスマスですよ。
我が家にもね、何だかんだ言って小さいクリスマスツリーがあったりして。
ニトリかなんかで買ったやつ。
12月だしそろそろかって事で押し入れから引っ張り出して。
デコレーションには毎年親の手が加わっててさ、ぼちぼちの完成度なんだけど、今年は6歳の長男にちょっとお前一人でやってみろって一任してみた。
まぁでも彼はね、様々な迷作を世に打ち出してきた過去があるからちょっとどうなるかは未知数なんですけどね。
ふむふむ。
まずは足をセットして。
2歳の次男は電球の先っぽをブロックの裏側に押し込む作業。
お?
リボンなんかも付けてそこそこ形になってきた?
お前…意外とあれだな。
無難にやるな。
でもそろそろ、あれだぞ。
そろそろ方向変えないと。
パパは結局何を期待しているのか、分からないわけでもあるまい。
やべぇなんかそれっぽくなってきた。
いや、別にやべぇって事はないけども。
ツリーを組み立ててて、ツリーっぽくなって来たら焦り始める親ってのもどうかとは思うんだけど、でもほら、それはそうとしてもっとあるだろ。
こういうやつだよ。
こういう飾り付けをしてだな。
ちょっとちょっとー、何ですかこの飾り付けが凝縮されたツリーは!
一部地域に富が集中しちゃってんじゃーん!
のやつをやらねばならんだろう。
パパのこの一人で組み立てさせるっていうフリ、お前まさか無駄にするつもりじゃ無かろうな。
あ!
ナイス!
てっぺんに飾る星に次男が興味を示した。
もうこっからはお前が頼りだ。
悲しい事だが、お前の兄はもはや敵だ。
あろう事かツリーを普通に完成させようとしている。
ここからはお前の時代だ。
さぁいっちょ天下ってものを頂きに行こうぜ!
お、おい!
お前までどうした!
その星をどうする気だ!
まさか、まさかお前、その星を在るべき位置に配置しようとするのでは無かろうな!
待て、落ち着くんだ。
私だってもう高望みはしていない。
他はもう捨てたと言ってもいい。
だがしかし、その星だけは。
その飾り付けの肝となるその星だけはこちらがアンダーコントロールしなければならない。
だってそうだろう。
他が完璧だとしても、それを横にぶっ差すだけでこちらの意図するツリーは完成するのだ。
おいおいおーい!
てっぺんの星がその他大勢の飾り付けと同じ身分になっちゃってんじゃーん!
のやつが出来るから。
おいおいおーい!
てっぺんの星がその他大勢の飾り付けと同じ身分になっちゃってんじゃーん!のやつさえ手に入れればこちらのものよ。
だからお前はそれを普通に飾り付けて、おいおいおーい!
てっぺんの星がその他大勢の飾りt
うぎゃああああああ!!
然るべきものが然るべき場所にいい!!
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メリークリスマスなりよ。
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ほんといつもありがとうございます!もっといい記事書けるように頑張ります!