【日常】最強の季節はコレだろって話
よくさ、夏と冬どっち派?
みたいなバトルあるじゃないですか。
夏休みサイコーとか海がサイコーとか、寒さは着込めば防げるけど夏は限界があるとか、夏は虫が出てくるのが嫌だとか。
いやいやいや。
なんですかこの3位決定戦は。
何で3位決定戦ばっかやってんですか。
いや分かりますよ。
夏と冬以外はどこか季節として不完全で、このバトルにエントリー出来ない謎のバイアスがかかっている事は分かりますよ。
リア充カップルがさ、よくこんな話をしてやがるじゃないですか。
「なぁアユミ、そろそろ俺たちの夏が来るな!」
「えー?たっくん夏好きなの?あたしは冬の方がいいなぁ」
「おーい何言っちゃってんの?海とか超サイコーじゃん」
「あーそんな事言って、あたし以外の水着の人見たいんでしょー」
「ばっかお前、アユミ以外興味ねーよ」
「うふふ、も〜、たっくんだ〜いすきっ!ぎゅ〜しちゃう」
「ったくお前こんな所でやめろって」
「あれ〜ここ蚊に刺されてるー」
「ああ、なんかもう蚊が出て来てるんだよな」
「じゃあ掻いてあげるね、こちょこちょこちょ〜」
「あはは、なんだよお前それくすぐってんじゃねーかよ」
「えー違うよ掻いてあげてるんじゃ〜ん、こちょこちょこちょ〜」
「こらお前、こちょこちょってのはこーやんだよ」
「きゃはははも〜たっくんのエッチ〜」
なんだこれ腹立つ。
悪夢みたいなカップルを創り出してしまった。
夏冬バトルあんましてねーし。
スポンサーリンク
まぁとにかく街で聞こえてくるのは夏と冬のバトルだけ。
僕から言わせて見ればザコですよザコ。
夏もザコ。
冬もザコ。
この戦いの中にさ、軽く秋でも放り込んでみなさいよ。
「何お前ら?喧嘩してんの?」
「あ、秋さん!ちーっす!ぜんぜんそんな、喧嘩とかじゃないっす!」
「お前ら次うっせーとバラすかんな?」
「うっす!すんません!」
「ふぅ…行ったか…」
「秋さん超おっかねぇな…」
いやまぁ、こんなもんですよ。
夏とか冬とかね、秋さんの前じゃ直立不動ですよ。
ただそんな秋さんもね、春さんとは良い勝負するんですよ。
「よぉ春、相変わらず間抜け面だな。春眠とかほざいて眠くしてんじゃねーぞこら」
「ああぁん!秋てめー、こちとら冬のクソ野郎が終わった後の希望に満ち溢れた季節やってんだよ。花とかめっちゃ咲かせてっから。てめーこそ雨が多すぎんだよ!ボコされてーか?」
「笑わせんじゃねーぞ。突風吹かしといて何様だボケ!花粉クソ野郎が!花なんかより紅葉の方が落ち着いた魅力があんだよ!」
「てめーもまぁまぁ花粉クソ野郎じゃねーかボケ!だいたい紅葉とか言ってっけど、あれ枯れてるだけだかんな!」
「やっべーよ、秋さんと春さんが喧嘩してるよ。あの2人の喧嘩は誰もとめらんないからな」
「だな、おい冬、俺たちに飛び火する前に逃げようぜ」
「おうおうおうおう、やかましぃザコどもが騒いどるのぉ、どたま
かち割ったろかい!」
「あ、あああああなたは!」
「あーなんだてめー!俺たち秋春バトルに割って入ろうなんざ100年はえーんだよ!」
「ちょ、ちょっとまて秋!こ、このお方は…まさか…」
「おうおうおう威勢がいいのぉ兄ちゃんら。ただ相手選ばんと無事じゃすまんで?」
「ああああ!す、すいません!冬寄りの春さん!」
「せや!こちとら冬寄りのエエとこ取りの春や!単なる春ごときが調子乗っとったらあかんで!」
「す、すいませんでしたー!花粉もなく、雨もまだ少ないが心地よい陽気になってきた最強の季節、冬寄りの春さん!」
「ヘイ!ゴートゥーヘル!アーリースプリング!」
「で、でたぁ!冬寄りの春さんに唯一対抗出来ると言われる冬寄りの秋さんだー!」
いやもう自分でやってて何がなんだか分かんなくなってきた。
何か外国人みたいの出てきちゃったし。
という訳で、好きな季節はもっと貪欲に、早めの春とか秋とか指定してもいいんじゃねってお話でした。
にほんブログ村
↑
おかげさまで健闘中!