【子育て】ランドセルが擬人化してしまった理由
来年。
6歳の長男が来年小学生になるんですね。
となると必要になってくるのがランドセル。
なんでランドセルとかいう意味不明なカバンに統一すんのかさっぱり分かんないんだけど、ここはね、同調圧力にあっさり屈しますよ。
僕は結構ね、屈する早さには定評があるから。
小学生=ランドセルっていう思考の勢力が余りにも強大過ぎるのでサクッと屈して行こうと思いました。
ランドセル最高。
でもさ、ランドセルって今すごい事になっているのね。
ランドセル商戦っていうの?
商戦っていうかさ、ほとんど戦争ですよ。
アフガニスタンの写真かと思ったらランドセルのカタログでした。
今のランドセルってとにかくインフレが激しくて。
しまいにゃランドセルに貴重な馬のお尻の革とか使い出してるからね。
天然の牛革だってどうかしてるってレベルなのにさ、馬のお尻の革って何だよ。
これ15万円とかするから。
やれレタスが値上がりだとか小麦粉が高騰だとか言ってるけど、ランドセルの方がもっとやべぇ事になってる。
2015年度と2016年度で平均の価格帯が1万円増えてっからね。
4万円から5万円くらいになってっから。
1年で1万円高騰してるってどういう事だよ。
さすがのレタスもこうはならない。
何かっつーとすぐ値上がりするレタスもね、さすがにしれっと1万円値上がりする何て言う暴挙はしない。
今年に入ってランドセル工場に大魔王でも住み着いた?
大魔王からこそこそ隠れながらしか作れないもんだから価格も高騰するのかな。
そういう事なら分かる。
さて、今ランドセルって夫婦どちらかの親がお金を出すっていう流れが主流で。
我が家も有難い事で、奥様方のご両親に購入して貰える事になった。
ここで馬の尻の革のやつを選ぶ過激な行為は当然する訳もなく。
面白そうだからやれって思うかも知れませんが、ちょっと今後に与える影響が未知数なもので。
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とりあえず実際に背負ってみないと分からんって事で、イトーヨーカ堂のランドセルコーナーに行ってみた。
するとね、販売員の小綺麗なおばちゃんがね、展示品を見ている我々に少しずつ接近するんです。
背を低くする猫科のハンティングですよ。
最後は急にぐわって来るから。
気付いたら首噛まれてる。
「この子はねー、フィットちゃんシリーズですので背負うと楽なんですよー」
「こっちの子はお父さん方に人気なんですよー」
ええと。
ボケなの?
「擬人化か!」
つって後ろから頭ひっぱたいた方が良かった?
ツッコミ待ちだった?
「この子も天使の羽根シリーズですので人気の子なんですよぉ」
「擬人化か!」
いやだめだ。
違う。
これはボケじゃない。
今時のランドセルは値上がりし過ぎて、きっとこうなんだ。
相対的に急上昇したランドセルの価値が、市民権を獲得するまでに至ってしまったんだ。
擬人化か!ってやっちゃうと捕まっちゃうやつだ。
しかもね、話を聞いてると節々にスポンサーって言葉が出てくるんですけど、それはどうやら実際にお金を出してくれる祖父母の事らしくて。
「スポンサーさんとご一緒に選ばれても宜しいかと」
みたいな事を言う。
スポンサーの意向に沿った番組作りをしましょうみたいな事になってる。
これはもう完全に戦場だ。
アフガンだこれは。
まぁ取り敢えず実店舗を色々回って背負ってみて、最後は同じものでも5千円以上安いネットで購入しました。
僕はこれを"悲しみのヤマダ電機現象"って呼んでいるんですけど。
ネットだと物自体も安いし、色々特典もついていいですね。
まぁぶっちゃけランドセルなんて本人にとっちゃ何でもいいんですよね。
どうせ階段の上からぶん投げて遊ぶんだから。
どうせジャイアントスイングで壁に叩きつけて、跳ね返った距離を競ったりして遊ぶんだから。
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おかげさまで健闘中!