【日常】顔面強打からのMRIからの指爆発リスク
顔面って何かって言うと強打しますよね。
顔面って言ったら次に続く言葉は蒼白か強打のどっちかですもんね。
そんな訳で僕も顔面を強打しまして。
顔面を家具の角で強打しまして。
強打したし激痛で蒼白にもなりましたけど。
顔面の痛さもさることながら、何故か頭が痺れてしまって。
頭の左半分触っても全然感触がなくて、今なら僕の左頭部に限って痴漢し放題なんですよ。
全然バレませんよ。
僕が笑顔の状態で左頭部に股間押し付けられても笑顔のまんまですよ。
確かに強打したのは顔面だったんですけど、なんかこれに乗じて頭に症状が出ちゃって。
顔面からしてみたらほんとウザいでしょね。
何お前部外者なのに痛がってんの?ってな話で。
近所の整形外科に行ったら「あー頭に関しては専門外なんですけど、とりあえずMRI検査受けましょう」
だって。
「ただうちには設備が無いので、病院紹介するからそこで検査を受けて、その結果を持ってこちらに来てください」
だって。
先生…必要…?
とは思ったけどね。
まぁほら、そこはやはり中継地点としてね、マクロ的な存在感なのかなって思いまして。
終わってみたらやっぱ必要だったよねみたいなね。
そういう先生なのかなって思いまして。
後から効いてくるタイプの。
終わってみて存在感に気付くタイプの先生なのかなって思いまして。
言われた通り紹介された大きな病院に行きましたよ。
そう言えば僕MRIは初めてで。
言われるがまま裸になって専用の服を着て、金属類外して、いざベッドの上へ。
ジャギみたいな、キャッチャーマスクみたいな仮面を装着されまして、そのままドックの中へ送り込まれました。
着替えの時にね、金属類全部外して下さいって言われてたんですけどね、結婚指輪外すの忘れていまして。
っていうか時計もアクセサリーも付けない僕ですから、金属類なんて身につけて無いしって半ば聞き流しちゃってて。
冗談じゃねー。
金属類なんかありえないしって思って。
逆にあなたはどうなんですか?って看護師さんに聞き返そうかと思ったくらいですよ。
あなたこそ金属類大丈夫なんですか?って。
そしたらまぁ見事に結婚指輪外し忘れてて。
っていうか装着していることを忘れてたんですよ。
もう体の一部ですよ。
おぎやはぎで言うところのメガネだし、室伏広治で言うところハンマーですから。
麻生太郎で言うところのお金ですから。
でももうマシーン動き出しちゃってるし。
体ガッチガチに固定されてるし、今更止めらんねぇ。
僕の指、爆発したりしませんよね?
MRIって閉所恐怖症の人は厳しいって聞くけど、その理由が分かりました。
体の自由を奪われて狭い筒みたいな所に流し込まれる訳だけど、それだけじゃないんですよね。
20分くらい謎の電子音が鳴ったり鳴らなかったり。
それの音のデカさよ。
緊急地震速報とかのあの唐突に鳴る大きな電子音、あの感じ。
その音のパターンも色々とあって、それが不規則に耳元で鳴るから。
音が止んで静かになった所に急に来るからびっくりするんですよね。
おまけに僕は指が爆発するリスクも背負ってやってたから。
神様ーって。
指の神様ーって祈りながらマシーンに身を委ねました。
でまぁどうにか指の爆発はね、指の神様に祈ってたおかげか起こらずに済みましてね。
検査結果を渡されまして、それ持って最初の整形外科に行きました。
その検査結果を先生が読み上げてくれてね。
先生「主だった異常は見受けられませんでしたと書いてあるので、異常は無さそうですね」
僕「そうですか。良かったです」
先生「他になにかありますか?」
僕「いえ、特に無いです」
先生「では」
僕「あ、はい。どうもありがとうございました」
先生いる!?
ちなみにこれは1ヶ月以上前の事だったんですけど、まだ頭の痺れが完全に取れません。
殆ど触れてないのに痛いアピールをするサッカー選手が、試合終わってもまだその場で転げ回っているみたいな。
中は元々おかしかったけど、外側もおかしくなっちゃった。
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