【子育て】前転を教えてやろうとしたら火傷した話
この世で一番握り潰せるものは蒸しパンだと思う。
— ぜつ (@zetupon) 2016年11月18日
最近はこんな事を呟いている野郎が子育てブログをやってます。
ぜつと申します。
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最近寝る前にね、前転やってんですよ。
上の子二人が。
交互に。
ただね、内村航平が見てたら鉄棒からみぞおち目掛けて着地されるんじゃねーかってくらいのだらしない前転で。
急所に綺麗に着地決められそうで。
彼らは最後足を伸ばしちゃってんですよ。
だからなんかみすぼらしい前転になっているんですね。
ちょっとした金持ちが通り掛かったらきっとコイン投げ込んでくれますよ。
お前らちょっと退いてろと。
今からパパが本当の前転ってやつを見せてやるから。
前転ってのはな、ボールになりきって転がるとうまくいくんだよ。
ほんと口は災いの元。
昔は確かに出来てた。
小学校の頃は器械体操部だった事もあったから、そこそこ出来てた。
いやー衰えって言葉では片付けて欲しくないくらい衰えてたね。
まず手始めに首を痛めたよね。
首はまず軽く挨拶がわりにグキッてなった。
わりと早い段階で。
でももう引けないじゃん。
あ、これ首いったなーって思いながらも子供達が見てる前で引けないじゃん。
首はもう捨てようって思って。
首から先はどうにか確保する方向で進めようと思って。
でも背骨いったよね。
ゴリって。
首に続いて背骨も持ってかれた。
布団敷いてたから大丈夫かと思ってたんだけど、我が家の薄い布団じゃ背骨の保護には至りませんでした。
背骨の保護まで手が回りませんでした。
ここまで来ちゃったらもう首と背骨は捨てますよ。
34歳にもなればね、すぐ捨てるから。
諦めが早いから。
最後着地だけは決めたい。
前転だから常時着地してんだけど、こっちはなんなら空飛んでるくらいの感覚になってるから。
おかしいよね。
小学生の頃は前転はこんな一大イベントじゃなかったよ。
今は軽く戦争してる気分だもん。
寝る場所が紛争地域になってるもん。
今すぐにでも無条件降伏の準備は出来ているんだけどさ、背中まで行っちゃったらもう行くっきゃないのよ。
大衆って時として怖い。
もう抑えられませんよ。
でまぁ最後は壁にかかと落としですよね。
ズリャって音がした。
前転の最後はズリャって音がした。
かかとが熱い。
ざらざらの壁を素早く薄く撫でたから。
足伸ばさなきゃ届かない壁にかかとがっつり届いちゃったから。
前転ってすごい読めないね。
やる前はまさか、かかと火傷するなんて思わなかったもん。
今時の前転ってほんと読めないわー。
ローリングミステリアスって名前に変えていいかな?
取り敢えずさ、子供らのその冷ややかな目でかかとの火傷は治療させたい。
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ほんといつもありがとうございます!もっといい記事書けるように頑張ります!