【作品】僕の師匠の絵には当面勝てないと感じた理由
前回に引き続きね、6歳の長男が絵を描いたって。
もうね、僕からしたら師匠ですわ。
画力に関しては同レベルだけど、発想はもう全く勝てない。
彼の発想がライオンだとしたら、僕のなんかペディグリーチャムです。
ペディグリーぜつです。
喰われる一方。
こういうさ、メチャクチャ笑顔の人が何か持ってる絵。
こういう事やってくるから。
なにこれ。
あの緑の木みたいのはクリスマスツリーなのかな。
何かクリスマスツリーに飾り付けでもしようとしてんのかな。
そんな感じかなーって思うじゃないですか。
そんなの通用しなかったね。
「これはね、山登り」
【山登り】
うわー。
こんな山登り見たことない。
あんなハムナプトラに出てきた女が使ってた武器みたいのを持ってする山登り見たことない。
あんな天地を喰らうIIで箱とか壊すと出てくる大して使えない武器みたいなのを持ってする山登り見たことない。
これは山登りっていうか、クライミングなのだろうか。
思ってる以上に過酷な、岩山を垂直に登っていくような山登りなのだろうか。
一緒に山登りはした事あるけど、そんな命懸けのやつは無い。
彼の中の山登りがどうしてこうなってしまったのか悩んでいると、さらに畳み掛けてくるじゃありませんか。
「これには続きがあるんだよ」
何と。
まさかの続編付き。
彼はこの後、どうなったでしょーか?
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よし、今回は当ててやろうじゃないか。
笑顔で過酷な山登りをしている彼。
彼はこの後どうなったのか。
山頂まで行って、イエーイって感じになるか。
もしくは過酷過ぎて登れませんでしたーのパターンか。
山が噴火してウギャーって感じになるか。
さぁ僕は親として、この超難問を答えられるだろうか。
息子の描く絵くらい把握出来なくて何が父親だ。
本当に息子を愛し、息子と共に成長していれば、必ず答えは見えてくる筈だ。
「こうなりましたー」
いや分かんねぇ。
これ彼の身に何が起きてんの?
あの、何か武器っぽいの捨てちゃってるし。
ええいこんなものーつって、素手で登り始めたの?
「これはね、山の上に登ったら罠になってて、山の中にあれ〜って感じで落っこちちゃったの」
【山の上が罠になってて山の中に落ちた絵】
なんだこいつの絵。
分かるかよ。
罠ってなんだよ罠って。
山頂に罠仕掛けられてる山に笑顔で登ってんじゃねーよ。
そして急に山の断面図を出して来るんじゃないよ。
こりゃーまだまだ師匠には勝てねぇや。
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おかげさまで健闘中!