【子育て】こんな以心伝心は嫌だっていう話
子は親を映す鏡だって言うけれど、余りにくっきりと映しちゃうとちょっとね。
我ながらドン引きしちゃうってのあるよね。
テレビで長崎のハウステンボスが紹介されてて、そこのイルミネーションが半端じゃない。
流行りのプロジェクションマッピングと掛け合わせてみたりしちゃって、もうね、「たーまやー」って言いたくなる感じね。
あれは確かにプロです。
プロによるジェクションマッピングに他ならない訳です。
「ほらあれすげーな。光が滝みてーになってるよ」
それに対する餃子(上の子)の反応がさ。
「電気代すごそうだね」
だった時の写し鏡っぷりね。
反射が眩しすぎて一旦遠くを見つめるよね。
刺激がちょっと強すぎた
「ああ…うん、まぁそうだろうね…。でもまぁほら、LEDだからさ…。意外と電気代は抑えられているかm……。お!観てみて。水の底も光ってる。綺麗だねぇ」
「これも電気代高そうだね」
いちいち電気代の心配!
いやまぁそうでしょうけども。
そういう事じゃねーんだよ。
向こうもね、ハウステンボスさんサイドもね、電気代の心配されながらイルミネーション楽しんで貰おうとは思ってないと思うんだ。
お互いに出しちゃいけない話題だからもうちょっと気楽にいこうよ。
「いつか行ってみたいね」
「近いの?」
「いや。長崎だからここからだとかなり遠いね」
「じゃあガソリンたくさん使っちゃうからお金かかっちゃうね」
「う、うん」
「入るのにもお金かかっちゃいそうだね」
「うんまぁ、そうだね…」
「電気代もすごいしね」
お金の話はやめろー
お前は俺かっ!
心では確かにいつも思ってるよ。
予算とか経費の事はさ。
でも表にはそんなに出してない筈なんだけど。
余りにも考えすぎてて、その思念が浮遊して移ってんのか。
こんな以心伝心いらねーんだよなぁ。