【子育て】ゲームセンターにある迷走系ゲーム
先日ゲームセンターへ行きまして。
別にチャン・ドンゴンが道路挟んで叫ぶくらい(古い)好きって訳じゃないけど、学生時代から月に1回くらいは行ってまして。
だからゲーセンの客層の移り変わりみたいのはつぶさに見てきたし、感じますよね。
今ゲームセンターに来る人はいくつかの層に分かれてて。
まず目立つのが音ゲーマー。
本当に達人の域に達している人が太鼓の達人やってますね。
もうね、太鼓さんサイドもそこまでは求めてない。
勝ちだよ。
もうあんたの勝ちだよって言いたい。
あれ見てるとタオル投げ込みたくなるもん。
「もうたくさんだー」つってタオル投げ込みたくなるもんね。
太鼓以外にも結構ありますよ。
ビートマニア的な昔ながらのものはもう消えたと思ってたら、また出てきましたね。
最近のはこう、向こうから迫ってくるからね。
タイミング良く押して消す棒みたいのが。
3Dっぽくなってるの。
あれもどこで会得するのか、器用に消すんですよね。
こっちは横から見てるだけなのに避けたくなっちゃうんだから。
棒がすげー速度でこっち来るからね。
あの棒、首都高だったら捕まるよ?
あんなスピード出してたら代々木のカーブ曲がりきれないから。
国道246号線の新二子橋とかも危ないからね。
気付いたら覆面が後ろでサイレン鳴らしてるわ。
後はそうですね、ポケットから出し忘れて一緒に洗濯しちゃった樹木希林っぽい人とか、一旦乾燥させた後に一晩水につけて戻した長渕剛みたいな人とかがやってる、大人をターゲットにしたメダルゲームとかですかね。
もう2、3個買えるだろってくらいお金つぎ込んでユーフォーキャッチャーでアニメグッズを取ろうとしているオタク層もいますね。
まぁゲーセン限定グッズだったりするから仕方ないんでしょうけど。
で、ヤンキーは?
そう。
一時からヤンキーの姿が消えた。
もちろん多少はいるんですよ。
メダルでやるパチンコ、スロットコーナーに多少はいる。
でもそのヤンキーも昔みたいな襲ってくるタイプじゃないから。
なんか凄そうなリーチを外したときとかに後ろから頭スパーンってはたいても、土下座さえすれば大丈夫そうですもん。
リーチ外した瞬間に何か液体とかぶっかけても、土下座さえすれば大丈夫そうですもん。
いやさすがにドクターペッパーとかぶっかけたらちょっと土下座でも怪しいもんですけど、黒烏龍茶だったら余裕ですよ。
「トクホなんで!トクホなんでー!」
って言いながら土下座すればいけるでしょ。
昔いた向こうからグイグイくるタイプのヤンキーはゲーセンには来なくなりましたね。
もちろん絶対数が激減したっていうのはありますけど、そもそももうヤンキー文化の中にゲーセンは組み込まれていない。
ドン・キホーテとかサイゼリアとかに分散したんですよきっと。
知りませんけど。
さて、我々みたいな子連れ層はどこへ行くか。
大体がムシキング辺りから端を発したカードを集めて通信でバトルするようなゲームコーナーへ吸い込まれますね。
我が家は恐ろしく金を注ぎ込まれそうな危険極まりないそういったコーナーは完全にスルーして、色物系に向かった。
さてこちら何か分かりますか。
僕の愛すべきセガが出した砂場遊びゲームです。
室内遊び用の砂、キネティックサンドってものが数年前から玩具屋に並ぶようになってて、それとプロジェクションマッピングを融合させたサイバーな代物。
ただそこはセガです。
ちゃんと人気無い。
誰もゲーセンに砂遊び求めてないっぽい。
これね、砂を掘ると地下水っぽいのが湧き出したり、ボタンを押すと虫が出てきたりするんですけどね、なんかちょっとね、薄気味悪いんですよ。
虫もね、数匹でいいものを画面いっぱいにわんさか出てくるからさ、ちょっときつい。
クワガタとかワラワラ出てくると、もうお母さん方悲鳴あげますよ。
餃子(上の子)はそれでも意外と楽しんでて結構。
夏はガチの奴捕まえに行くんだけど、この時期はいませんからね。
木の皮の裏側にひしめき合って越冬してる謎のカメムシみたいのはいますけど、虫捕りってそういうのじゃないですからね。
そういうのはテンション下がっちゃう奴ですから。
そんでまぁ焼売(下の子)はこのセガが開発した得体の知れないマシーンをどんなリアクションで見てるかっていうと。
号泣っていう。
近付けようものならフロアの人全員振り向かせるくらいの嫌がりっぷりで、本能的にヤバイものだと判断したらしい。
合ってるよ。